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SDGsで自分を変える?未来が変わる?

エシカル・コンシェルジュ講座 第7回へ行ってきました!

 

昨日は博報堂DYホールディングスの「川廷昌弘」さんが 

 

SDGsついてお話ししてくださいました。

 

川廷さんは湘南在住で昨日もサーフィン後に講座へ駆けつけてくれたそうです。

 

「パーソナル(個人的)な体験がソーシャル(社会的)な体験に変わっていいく」というお話に、

 

私自身思い当たる経験がいくつもありとても共感しました。

 

最初から川廷さんのお話に魅了され、最後にはすっかり大ファンになってしまいました!笑

 

 

 

自分は何者?自分の由来は?

 

最初に「SDGsは自分の体験から実感できるもの」だからと

 

自分は何者?自分の由来は?というお話をしてくれました。

 

阪神淡路大震災で被災されたことが今のルーツになっていることや、

 

写真家でもあり自分探しの旅に出たこと、林業から学んだこと、

 

TBS系「情熱大陸」を立ち上げたこと(大好きな番組だったのでビックリしました)、

 

その後に様々な環境に関するプロジェクトを立ち上げたことなど。

 

私が一番ビックリしたのは、その中のプロジェクトの一つが

 

「チームマイナス6%」だったことです。

 

これは私が学生時代に気になるトピックスを発表する授業で選んだものだったからです。

 

「チームマイナス6%」は2005年〜環境省より提唱された地球温暖化防止のために

 

温室効果ガス排出量6%の削減を目指す国民的プロジェクトです。

 

ちょうど最近、エシカルを学び始めてから私のルーツを思い返していた中で、

 

この「チームマイナス6%」についても思い出していたばかりでした。

 

当時このプロジェクトについて色々調べながらとても面白くて興味深々だったことや、

 

見せ方や提案の仕方がとても分かりやすく、

 

私がいつもやっていることがここに書かれている!と嬉しくなったのを思い出しました。

 

このタイミングで川廷さんにお会いできたことはとても感激でした。

 

 

 

SDGsとは

 

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、

 

国連加盟193ヵ国が2030年までに達成すべき世界的な目標です。

 

2015年9月の国連サミットで採択され、

 

持続可能な世界を実現するための17のゴールと169のターゲットから構成され、

 

地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。

 

1972年から始まった国連で持続可能性を議論する会議・条約・目標は

 

今までバラバラに動いていましたが、

 

「人間がいつまでも地球で暮らせるように」というゴールは一緒ということで、

 

みんなの思いや今までの約束を集約することになったそうです。

 

国連の未来への約束に関する決議の総括、それが「SDGs」です。

 

 

 

SDGsのロゴ

 

SDGsのロゴはスウェーデンのデザイナーがデザインした国連初の「コミュニケーション・デザイン」です。

 

川廷さんはこのロゴの日本語版を博報堂クリエイティブ・ボランティアチームの方達と制作されました。

 

私達の生活にも関係していることに気づいて欲しいという思いで作ったと仰っていました。

 

17のゴールはエシカルなことばかり。

 

SDGsを達成することは、まさにエシカルが当たり前の世の中になることだと思いました。

 

SDGs未来都市

 

2018年6月「SDGs未来都市」及び「自治体SDGsモデル事業」の両方に、

 

私の住む「神奈川県」が都道府県では唯一選定されていたことを知りました。

 

神奈川県はその他に「横浜市」と「鎌倉市」が選ばれています。

 

私にとってとてもゆかりのある地が選ばれていてとても嬉しくなりました。

 

(他の都道府県でもSDGs未来都市に選定されている都市があるので要チェックです。)

 

SDGs未来都市に選定された都市は、国とも連携しながら、

 

SDGs推進の取組を具体化した3年間の「SDGs未来都市計画」を策定することとされています。

 

 

 

「かながわプラごみゼロ宣言」

 

SDGs未来都市である神奈川県の取り組みの一つに「かながわプラごみゼロ宣言」があります。

 

これは2018年夏、鎌倉市由比ガ浜でシロナガスクジラの赤ちゃんが打ち上げられ、

 

胃の中からプラスチックごみが発見されたことをきっかけに始まった取組です。

 

これを「クジラからのメッセージ」として受け止め、

 

今、世界規模で大きな社会問題となっている海洋汚染(特にマイクロプラスチック)問題に取り組み、

 

持続可能な社会を目指すというものです。

 

神奈川県のHPにはこのように書いてありました。

 

「プラスチック製ストローやレジ袋の利用廃止・回収などの取組を、

 

市町村や企業、県民とともに広げていくことで、

 

2030年までのできるだけ早期に、リサイクルされない、廃棄されるプラごみゼロを目指します。

 

また、こうした取組を通じて、SDGsを多くの方々に「実感」していただけることを期待しています。」

 

県をあげてこのような取り組みが既に始まっていることにとても希望が持てましたし、

 

この流れに乗って私もますます「SDGs」や「エシカル」をたくさんの人に伝えていきたいと思いました。

 

神奈川県のSDGsの取り組みをまとめたかわいい冊子があったのでURLを貼っておきます。

 

SDGsアクションブックかながわ

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/bs5/documents/sdgsactionbook.pdf

 

 

 

 

「きれいごと」は揶揄する(からかう)ことから「行動すること」へ

 

SDGsは「どんな社会にしたいか?」「どんな自分でありたいか?」

 

それをどこの誰とでも共有できるコミュニケーションツール!

 

川廷さんのおかげでSDGsについて楽しく深く学ぶことができました。

 

ありがとうございました!

 

最後に、書ききれなかった川廷さんの言葉をここに記して終わりたいと思います。

 

#見えないものを見える社会に

#世界に想いを馳せる、地域に想いを馳せる

#生物多様性とは体験と想像力

#流域

#Life in harmony with Nature

#自分の軸は何なのか?

#私として発言する

#自分自身の問題意識に従って動くこと